- 2015年3月19日
- By shintokyotecno
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- Tags アルファロメオ, オイル
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アルファロメオ75のお客様、オイル漏れするとの事でお見えになりました。
さっそく拝見いたしますと、2か所からのオイル漏れが認められました一つ目はパワーステアリングのポンプからと、二つ目は、ディストリビューターの取付部からでした。
パワーステアリングポンプの方は交換対応。部品の手配ですが、ALFA75は部品の欠品が出始めて久しいので、あまり中てにしてなかったのですが、パワーステアリングポンプの問い合わせをした所、在庫有りのとの回答でしたので速攻で注文しました。ディストリビュータの方は、取り外そうとキャップを外したら、キャップの中でローターアームが粉々になっておりました。
後でお客様に伺ったところ、チョット調子が悪いかな? 程度で、このような事になっているとは思わなかったとの事でしたし、私もお預かりした時に気が付きませんでした。ツインスパークですが、シングルスパーク?? 状態でも、なんとかなっちゃうのですね。・・・と云う事で、オイル漏れの方はシールをし直して完了。
後はディストリビュータのキャップとローターアームの部品交換で完了です。
もう一つ、お客様がサイレンサーの位置が、下に下がっているので、診てほしいととの事。確かに結構排気漏れしている音がします。
それで、点検してみますと・・・
センターパイプが、皮一枚で繋がっている状態でしたが、溶接で対処し元の型にしました。やはり作業後の試運転では、点火とエキゾーストの修理を実施しましたので、当たり前ですがエンジンのトルクが出て、乗りやすくなりました。
新東京テクノ・内田